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ゲームライフ・ゲーム

亜麻矢幹のエンタメコンテンツ

15/12/20 (日)

今回は大作です。
あまりにも情報量が多いため、全4部構成となります。
それというのも

福岡動植物園【福岡:博多】(訪問1回目)

福岡の大規模動物園だからです。

福岡市動物園
福岡市動物園 園内マップへのショートカット
福岡市植物園

ここには2015年冬〜2016年初春にかけて都合4回行きました。
行きすぎと思いますか? いやいや。
動物園や水族館といったものは1回行っただけですべてを堪能することはできません。
相手は生き物。行くたびに違う顔が見られるんです。
たとえば、生き生きと走り回ってることもあればのんびり寝てることもあります。
外にいるときと室内にいるときでは様子が全然違うし、 そもそも見える所にいてくれるかどうかという問題もあります。
さらには各種イベントやショーもからめると、期間も時間も限定にもなります。
僕も3回行ったところで「冬期はなんとかひととおり見た」と思えたくらい。
他の季節はまた違う顔になってるでしょうから。

あと「ひととおり見た」というのは動物園の方だけで、結局、植物園には一度も行けませんでした。
いつも動物園を周るだけで1日フルに使ってしまい、植物園に足を運ぶ余裕は時間的にも体力的にもありませんでした。
とにかくコンテンツがてんこ盛りなのです。


さて、場所を調べると滞在しているマンションからそう遠くなく、自転車で30分も行けば着くことがわかりました。
朝、8時30分頃に出発、のんびりと向かうことにしました。


ああ、疲れた……。
初めて通る道でよく勝手がわからないというのもあったけど、 途中から急激な上りになって、けっこう苦労しました。
大きな動物園って山の上にあることが多いですしね……。
とにかく、9時25分、なんとか到着しました。
周囲はバスやタクシーのためのロータリー。
あちらの赤い屋根の建物が入り口です。


周りの道はもう坂とカーブばっかり。


入り口までまた上るのかよ、とか思いましたけど、中に入ったらもっとすごかったんですよね。


園内マップ。
広いです。とにかく広いです。
じっくり見てたら、とても1日では回れません。


入場料は激安の400円。
さすが市営。


正確には「福岡市動植物園」なはずですが、このあたりの表記は「?」です。
なんでしょうね、動物園と植物園で何らかの確執があるのかなとか思ったりしちゃいますが……。


入り口は正門と西門の2箇所があり、こちらは正門の方です。


中に入ってすぐ右側。
コインロッカーと撮影機と公衆電話。


正面にはゾウの像。
子供が上って写真を撮ることができます。


向かって左がアジア熱帯の渓谷エリア。

さてさて、ここでさっそく、ぐるりと1周まわった後の感想ですが、とにかく広い!
さらに山というか丘というかの立地のせいでアップダウンが激しいです。
一部の人のみにわかる言い方だと、多摩動物公園の3倍は坂が多く、3倍は急です。
肉体的に上り坂と上り階段すべてが鬼門となっている僕にとって、かなりきつい立地ですが頑張りました。
普通の人でもそれなりに大変だと思います。

そしてルートですが、入園直後、大まかに左のアジア熱帯の渓谷エリア、真ん中の南園、右の北園と、道が3つあります。
今回は北園方面に進んだのですがこちらに行くと最終的に上りの坂・階段が多いです。
左のアジア熱帯の渓谷エリアに向かうと、途中で上りのエレベーターがあって楽なので、特に年配の方やお子さん連れの方は、こちらに行くことをオススメします。

具体的に言うと、「ひととおり見たい場合」は
★まず直進してペンギンとレッサーパンダを見てから、引き返してアジア熱帯の渓谷エリアに行き、南園をすべて見た後、北園に移動(※帰るときは正門)
がベストルートです。
西門から入った場合は
★左のカバ周辺をひととおり見た後、ライオンの方には行かずに(これが重要)南園を見てから、北園に行き、アジア熱帯の渓谷エリアに行く(※帰るときは西門)
がよいです。

【21】フンボルトペンギン

まっすぐ向かうとすぐにペンギンがいるのが目についたので、ふらふらと寄っていってしまいました。


ペンギン大集合!


ただ、この付近は魚の生臭い匂いがします。
水の交換が追いついてないんでしょうね。


ペンギンの後は少し戻って、まず北園に向かいました。
こっちの方に向かうと1.2倍疲れるので注意ですよ。


北園に行くには橋を渡りますが、下は道路です。
かなり強引な作りだなぁと思いました。

【06】フラミンゴ・カモなど

北園に入るとすぐ丸いドームの前に出ます。
とても大きな放鳥舎でした。
中に入って目の前で鳥たちを見ることができます。


ちょいと外から覗くと、さっそく水鳥がたくさん見えました。


カモ!
たぶんオナガガモ。


カモ!
たぶんマガモのメス。


中に入ると、そこは鳥たちのオアシス。


足元に鳥の紹介パネル。
鳥たちもずいぶん慣れていて、通路の方にも出てきてうろうろしています。
白くてくちばしと足が赤い鳥は、ユリカモメ。ギンカモメかもしれない。


見上げると木の上にソデグロバトがたくさんいます。


赤いからフラミンゴかと思ったら、ショウジョウトキでした。
くちばしの太さが全然違います。


とても高い天井。


拡大してわかったけれど……あれ? ネットの向こうにいる?
そう、動物園所属ではなく、野生のようです。
後日、外にいるのを目撃します。
アオサギでした。


通路に出てきていたのはヘラサギ。


くちばしが平たいんですが、この角度だとよくわかりません。


奥にはフラミンゴの群れ。
フラミンゴは基本、ずっとこのエリアにいるようです。


フラミンゴは3種類いて、全体的に白っぽくて足の関節だけが濃いピンクなのがチリーフラミンゴ。
あと右下はマガモのオス。


真っ赤なのがお馴染みベニイロフラミンゴ。
もう1種類、全体的に白っぽいヨーロッパフラミンゴというのがいるらしいのですが、よくわかりませんでした。


他にもカワウやオシドリなど何種類かいます。


これだけ広いと鳥たちもゆったりできてよいですね。

【05】ツル

放鳥舎の隣はツルのコーナー。
セイランです。
こっちに来てくれなくてうまく撮れませんでした。


ホオジロカンムリヅル。
のおしり。
名前はツヨシ。オス。


アネハヅル。
名前は虎太郎と大地。
手前が虎太郎。
両方オスです。
羽づくろいに一生懸命でした。


鳥のコーナーを後にして坂を上っていきます。

【07】グラントシマウマ

坂の途中でグラントシマウマを見かけます。


ごはんを食べてるところ。
でも1頭しかいません。
動物園全体的にいえることですが、1頭しかいないことが多くて、寂しくないかなと、つい感傷的になります。
やはり2頭以上、できればオスとメスでいてほしいな……と思うのは人間的な感覚でしょうけれど、そもそもこの子たちがここにいるのも全部人間の都合であって、せめてベターな環境で暮らしてほしいと思います。


おしり。


おしり。


石碑がありました。
「福岡広州友好都市締結一周年 パンダ シャンシャン パオリン 公開記念 1980.4.1〜5.31」
とあります。
中国の広州市って福岡の姉妹都市なんですね。
で、 1980年4月と5月の2ヵ月間だけ、パンダが来たことがあるらしいです。
現在このシマウマがいる場所に滞在したみたいですね。

【08】ダチョウ

そのすぐ隣がダチョウのゾーン。


堂々たる姿。


こちらはオスとメス2羽います。


おしり。


どっしりした太い足。
蹴られたら骨折必至。


おしり。


チョコボ。


地面を物色しながらゆっくり歩行。
ダチョウの敷地はシマウマの所より若干狭く、どうしても同じようなルートをうろうろすることになります。


シマウマの方を見るとまたごはんを食べていました。


柔らかくて長い首。
たまにテレビなどでダチョウに乗って走ってる人たちを見ますが、やっぱり乗るのってすごく難しいんでしょうね。


坂を上るとまた分かれ道。
既にけっこう疲れた……。
園内地図を見ながら、効率よく周るにはどうすればいいか考え、シロサイの方に行くことにしました。

【01】シロサイ

端っこの方にサイの姿が見えました。


クロサイよりも大きくて角も大きい。
でも、性格はおっとりしているらしい。
ごはんの最中。


おしり。

【02】タヌキ・キツネ・テン・イノシシ

日本の野山にいる動物エリアです。
ニホンイノシシは部屋の奥で寝てます。


ホンドギツネ。
非常に眠そうです。


瞬間、目を開けて身じろぎしたけど、またお眠。
このエリア、 檻自体が坂の途中にあって、近づきづらかったり覗きづらかったりします。
あと、みんな寝てます。


もう1匹が奥で寝てます。


案内のパネルが色あせています。
檻もかなり老朽化していますし……なんだかなぁ。


ホンドタヌキ。
2匹います。1匹は割と活発にうろうろしていました。


両方ともメス。
ここの子たちは、 みんな保護されたみたいです。


ホンドテン。
2匹いて、テンだけは井の頭自然文化園から譲り受けたそうです。
でも、檻の具合から、うまく観察できません。


うーん、だめだ、しばらく見ていましたが、やはりよくわからないです。

仕方ない、先に進むことにします。
続くよ。

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