16/01/31 (日)
さて、1ヵ月ぶりのご無沙汰、また来ましたよ。
福岡市動植物園【福岡:博多】(訪問2回目)
「動物園に行こう!」
この日は買い物や家事をすませてからの行動になったので、着いたときにはもう13時をまわっていました。
時間があまりありませんが、前回、勝手がわかったので手際よく周っていけるだろうとふんでいました。
あと前回はカメラのバッテリーがなくなってほぞをかむ思いをしましたし、今度はうまくやりくりしたいところです。
全部含めてリベンジですよ。
さっそく園内にイン!
【21】フンボルトペンギン
さっそくペンギンの所に行きました。
すると……あれ!? 何これ?
コロニーがネットで包まれています。
原因はたぶん、これ。
前回もいましたが、野生のアオサギです。
おそらく、こいつがペンギンのエサを横取り……というより、ペンギンに近づくことが 問題になっているようです。
つまり、鳥インフルエンザ!
ネットはその対策ということでした。
行動範囲が減っちゃってどことなく窮屈そうだけど、これで少しは安心できますかね。
少なくとも、やらないよりはましでしょう。
【20】レッサーパンダ
隣のレッサーパンダを覗くと、木の上でじっとしていました。
そっかそっか。また後で来るよ。
【42】アジアゾウ
今回は先にアジア熱帯の渓谷エリアに行くことにしました。
坂を上ると、さっそく目に入ってきたのが前回、写せなかったアジアゾウ。
なぜか身体が青い。
スプレー? なんだろう?
おしり。
向こうに行っちゃいました。
フンがすごい量です。
おうち。
夜間はここで寝泊まりします。
食べるエサの量もたっぷり。
檻が青いですが、さっき身体についてた塗料ってこれ?
いや、そんなことないよなぁ?
【43】オランウータン
オランウータンがいました。
寒さに弱く、ヒーターのそばから離れません。
別の部屋では毛布のプレゼントもされています。
毛むくじゃらの身体。
なんだかよくわかりません。
こっちを向きました。
ごついオス。
高低差がものすごく激しい順路を進みます。
途中に不思議な木が生えてました。
植物は全然わからないです。
ひたすら坂と階段を上ります。
遠目に次のオランウータンが見えました。
日なたは暖かいからでしょうか、比較的、活発に動き回っています。
シュッとしてるのでメスでしょう。
横を向いた姿勢が人間のよう。
……こういうおばあちゃん、いるよ。
別のオス。
やはり、ひとりひとり顔が違います。
【42】アジアゾウ
続けて螺旋状のスロープを上っていきます。
エレベーターもあってショートカットすることができますが、高みから景色を見たいと思って頑張りました。
振り返ると、アジアゾウのエリアが見下ろせます。
ゾウさん、拡大。
鼻をくねらせながら、のしのし歩いていました。
正面が見えました。
あちらから見たら、またお尻。
【43】オランウータン
進行方向、オランウータンの方。
けっこうなタワーが確認できます。
タワーの間にはネットが張られていて移動が可能です。
右側の櫓のアップ。
食事風景。
さて、そのオランウータン、おもむろに立ち上がると、ロープをよじのぼって隣のタワーに移動し始めました。
なお、取りつけられているはしごは人間が上るために必要なものであって、オランウータンは無視です。
ひとまず連写しました。
あっという間です。
およそ12秒で到着。
体つきからしてのっそり動くように思えますが、意外に機敏な動きをします。
類人猿の中で身体能力が低いのはヒトだけってことです。
アニメgifにしてみました。
スナップが1秒単位なので、中抜けしてる感が強いですが、おおかたリアルな時間での移動です。
こう見ると、やはり動画で撮っておいた方が取り回しがいいんだろうな。
移動を終えると座り込んで、ゆっくりと食事。
見晴らしのよい所の方がごはんもおいしいということでしょうか。
見た目は、晩酌中におつまみを口に含むオヤジです。
ということは、花見みたいなもんですな。
おつまみに感嘆するオヤジ。
「お、これ、なかなかいけるな。どこ産だ?」
たらの松葉焼きをくわえるオヤジ。
地上を見ると……不思議な物体が転がっている。
左上が、横顔ですね。
サルたちのこの懸垂での移動をブラキエーションといいます。
施設の作りについても丁寧に解説がありました。
【44】シロテテナガザル
お馴染み、手袋をしているかのようなシロテテナガザル。
足も足袋を履いているみたい。
茶色い方は、よくあんな所で体育坐りを……。
なんだかインテリ風。
アニメgifにしてみました。
位置的にはこんな感じ。
ちょっと目を離した間に、それぞれ、ささっと移動しました。
エアー・スマホいじり。
オランウータンよりも素早い ブラキエーション。
人間界では、子供が遊具から落ちる事故が多発していますが、このサルたちは平気の模様。
もちろん器材のメンテナンスがしっかりしていることが前提ですが。
壁際のロープにぶら下がると、足が下の木の上にくるちょうどいいあんばい。
なんかもう、よくわかんない形になってる。
【45】コツメカワウソ
その隣のコツメカワウソ。
やっと会えたね!
今日も寝室でのみの公開です。
で、窓が狭いので家族連れを優先して前の方に行ってもらって、後ろから覗き込んで「おおかわいいなぁ」などと思っていたら……いきなり大技が飛び出しました。
!!!
なんだー!?
何やってんの!?
1匹のカワウソが天井から下がっている紐をくわえて、自分もだらーんとぶら下がりました。
その後、身体を揺らし始め、ぐるぐると高速回転を始めました。
勢いをつけ、すごい速さで回転。
手足はつかわずあごの力だけで。
ぐるぐる、ぐるぐる!
いつまでも回転!
それを何回か繰り返し、気が済んだらしい。
すごい技です。
飼育員さんの間では『ダイナミックトルネード』と呼ばれているそうな。
見ることができたらかなりラッキー。
で、初っぱなからトルネードに気を取られてしまいましたが、子供がたくさんいます。
こちらもウリです。
もそもそ、ちょこちょこ、忙しなく動いています。
左側のベッド(?)の上に集まった子供たち。
ゴロンゴロン。
大暴れしていましたが、この後、みんなして丸まって寝ちゃいました。
どの生き物も子供はオンオフが激しいです。
【49】シシオザル
顔の周りが毛むくじゃらのオス。
あまり活発には動かず、暇を持て余しているという感じ。
コンクリートの上っていうのが、さらに寂寥感を強めます。
まあ、世の中のお父さんって存在がそんなものかもしれない。
【?】ヘビ
で、マップには特に書かれてないんですが、地味にヘビがいました。
隣の半円状のものは、とあるギミックです。
次の機会に解説します。
【47】ベンガルヤマネコ
イエネコのベンガルたちの純血種、ベンガルヤマネコ。
前回は全然見えなかったけど今日は?
いたー!
手前のガラスの真下にいました。
かわいらしい。
まん丸くなってる所はやはりネコ。
隣の寝部屋にももう1匹。
瞬間、起きてたけど、こちらも寝ちゃいました。
もともと夜行性ですし、姿を見せてくれただけでもよしと。
【48】ビントロング
ビントロングはネコとクマのあいのこみたいなジャコウネコ。
ジャコウネコ科というと有名なのはハクビシンですが、種もあまり多くないし、日本でもあまり見かけることはないです。
ネコの特徴、長いひげ。
遠くてよくわからないけど、体長は1メートルあるかないかみたいなイメージ。
ハクビシンの2倍くらいは大きい。
木の上で熟睡。
動いてるところが見てみたいけど、おそらく夜行性。
姿を見ることができただけでよしというところでしょうか。
別の子がここにも。
見えないけど、きっと同じように寝てる。
【49】シシオザル
ふたたびシシオザル。
住いはメスと子供たちの方が優遇されています。
もっともあまり動かないところはオスと同じです。
メスの方が少し身体が小さく、たてがみも短い。
ギョロギョロした目と縮こまった姿勢。
通りがかった子連れの家族が「あれ、おばあちゃんみたい!」と笑っていました。
子供が2匹。
もう割と大きくなっています。
並ぶと大中小って感じ。
食事のときはそれなりに活発ですが、終始おとなしい感じでした。
【50】サイチョウ
東南アジアやアフリカの鳥、シワコブサイチョウ。
手前に止まってくれたのでそこそこうまく撮れました。
サイチョウはくちばしの上にカスク(角)が発達する種類がいますが、シワコブサイチョウはあまり発達しません。
よくサイチョウとオオオニハシを間違えるんですよね……。
【51】ヒョウ
豹柄のヒョウ。
長いヒゲ。
しなやかな身体、高い所もお手の物。
こんな所に行くことも。
いいなあ、あそこ。
目つきが。
足の先ってけっこうずんぐりしてて丸っこいんですね。
ところで、このあたりはちょっとしたトンネルのようになっています。
そしてヒョウを眺めているとき、ガオーという声が響き渡ります。
振り向くと、頭上に!
「うわっ!?」
檻の外に出ちゃってるじゃん!
……?
あ、これ、作り物だ。
ってことで、初めて見るときは、びくっとします。
ちょっと観察してたら、「ほら、あれ」って指をさして教えてあげるタイプのお父さんがいたり、気づいたら、身をかがめて「あぁ、びっくりしたぁ」ってリアクションするおばちゃんたちとかもいて、いろいろおもしろかったです。
粋な演出、これも安くないよ?
【52】マレーグマ
今日もうろうろマレーグマ。
シュッとした身体。
クマ族の中では身体が一番小さいクマ。
とにかく止まることを知らず、歩き回ります。
胸には月輪状の斑紋がありますが、この姿勢だとわかりませんね。
【35】トラ
日本より緯度の高いアムール川付近に住むアムールトラ。
いや、肩車されている手前の子供の後頭部がけっこう紛らわしいんだけど。
うっそうとしたジャングルめいた所だとよかったんですけどね。
トラもよく歩きます。
歩くコースにパターンがあるので、待ち構えて撮影することにしました。
ガオー!
ガオー!
ガオー!
ずっと口開けっぱなしだね。
【36】ライオン
隣に行くと人が群がっている……。
うわ、ライオンがこんな至近距離に!
手を伸ばしたら触れる距離。
ガラス越しではないので、ものすごい迫力。
王者の眼。
女王だけど。
大きな身体に大きな頭。
襲われたらきっと助からない。
さっきのトラと違って、どっしりとかまえています。
ライオンは寝ている。
目が合う。
まあ、いつも真っ正面から撮ろうとしてカメラ向けてるからね。
たまに周囲を一瞥しますが、周囲のギャラリーを気にとめる様子はありません。
「かまわぬ。満ち足りるまで見るがよい」
こんな距離。
しっぽの先。
なかなか見られる部位じゃありません。
後ろ姿。
……僕ほど身を乗り出し、手を伸ばしている人はいなかった。
たっぷり堪能させていただきました。
「ふむ、もうよいのかえ?」
隣の部屋にいたのは精悍な青年のチャチャ丸。
中はちょっと窮屈そう。
まだ若いからなのか、あまり外には出してもらえない模様。
【37】ハヤブサ・フクロウ
渡り鳥の猛禽、サシバ。
キリッ。
シロフクロウ。
寝てる。
たっぷり眉毛のワシミミズク。
みんなお眠。
オオコノハズクはガードが固く、風よけの壁でしっかりと覆われていました。
近づけるだけ近づいて、無理矢理、覗き込んでみました。
かろうじて頭は見えたけど、よくわかんないですね。
3羽のフクロウ。
隠れる所がないケージ。
枝の角度が絶妙……頭が天井につきそう。
【40】コウノトリ
赤足のニホンコウノトリ。
この日は一生懸命、巣を作っていました。
わら(?)をくわえて、巣の金型(?)の上に重ねていきます。
1本ずつ丁寧に……というか、作ってるのか?
どういうわけか大きく羽を広げながら。
ダンスしているようにも見えるし?
【39】ツシマジカ
対馬フィーチャー、ツシマジカ。
ハナコは前も近くに来てたね。
※この後、8月に老衰で亡くなってしまったそうです……。
和恵。
このヒトもけっこうなおばあちゃん。
ゴツンゴツンと鈍い音が響いていたので何かと思ったら、奥の方で頭部をぶつけ合う2頭。
どことなく、神を崇める信徒のよう。
集団で大移動を始めました。
どことなく、思考停止している大衆のよう。
オスの角は抜け落ちていて、根元がゴーグルのようになっています。
麻呂眉にも見えるかな。
ゆったりしている感じはとてもかわいいです。
獣臭はすごいですけど。
【34】コンドル
前回、バッテリーの関係もあって、うまく撮れなかった大型猛禽類シリーズ。
まずはオジロワシ。
今回はなんとかいけたかな。
オオワシ。
白い羽と足のカラーリングがおしゃれ。
草原の掃除屋コンドル。
頭部が特徴的なのですが、あおりだとフォルムがよくわからないですね。
横からだと、どんな鳥なのかもわからないです。
【33】カンガルー
アカカンガルー。
キリッ。
ちょっと目つきが悪い。
カンガルーは寝転がってる姿の方が見慣れています。
【27】エミュー
ダチョウにつぐ大きな鳥、エミュー。
真っ赤な目。
けっこうな人見知りのようで、近寄ってカメラを向けるといつも逃げていってしまいます。
【26】ヒクイドリ
ヒクイドリは今日も上の方にいます。
遠いからよくわかりませんが、たぶんエミューくらいの大きさ。
ただ、いつも前屈みになっているので、全高はエミューよりは低いらしいです。
【38】ヘビ・カメ・トカゲ
ヒイロニシキヘビ。
アップ。
あれ、もう1匹いたんだ。
コロンビアレインボーボア。
外に出られないだろうかとくねくね。
無理だった。
外に出ると即、冬眠だけど。
ヒョウモントカゲモドキ。
ぽっちゃり体形のはずですが、なかなか全身が見えません。
リュウキュウヤマガメ。
【41】カバ
今日は室内にいました。
プールでぷっかり。
【番外】動物科学館
階段を上がって遊戯施設と動物科学館の前に出ます。
動物科学館では特別展示をしていました。
申年です。さるサル申展。
もろもろサルにまつわるコンテンツが展示されていました。
パネルがメインだったので、ちょいと地味でしたけどね……。
亡くなった動物のインフォ。
アジアゾウのおふく……。
ローランドゴリラのウイリー。
このあたりは特に人気だったんでしょう。
小さいケースの中にちびっちゃいカヤネズミ。
ボケボケだー。
カヤネズミは「小さい」「動きが速い」「室内で光量が足りない」という撮影の三重苦を背負わされる、撮影が難しい動物です。
日本の蛙シリーズ。
ヒキガエル。
ん、なんのカエルだっけ。
ヤマアカガエル。
ヌマガエル。
カスミサンショウウオですと。
あれ、ずいぶん写真と違う(汗)。
妙にメタボってませんか。
ニホンイモリ。
ニホンヤモリ。
クサガメの子供。
ハイイロゲンゴロウ。
動物科学館を一回りして外に出ます。
その2に続く。