16/03/23 (水)
の話、その2。
宮島水族館 みやじマリン
宮島水族館 みやじマリン
宮島に水族館があるなんて!
瀬戸内海を全力でアピールしている水族館です。
イルカと少女の像。
と思ったら、普通のバンドウイルカじゃなくてスナメリだった。
中に入ると、モン・サン・ミッシェルの画。
なぜ?と思ったら、姉妹都市提携を結んでいるとのこと。
そう言われてみれば、島に堂々と存在するあたり似通っていますね。
ゲート前の通路は厳島神社を彷彿とさせるデザイン。
水が張ってありますが、生き物はいませんでした。
入るとさっそく「宮島の干潟」エリア。
近隣の干潟の巨大なジオラマがありました。
この付近にのみ生息する珍しいミヤジマトンボの標本がありました。
大きな水槽に 瀬戸内海の魚たち。
クサフグ。
他にボラ、イサキ、ネズミゴチ、ニシキハゼ、アミメハギ……いろいろいます。
ヒトデ。
ナマコと巻き貝。
2階に移動します。
「海のめぐみ」のコーナー。
まずはカキの基礎知識の説明。
この付近では、言わずと知れたカキの養殖がさかんです。
カキの養殖模様。
ホタテの貝殻をぶら下げます。
下部。
貝殻の間でカキが成長していく仕掛け。
真下にはイソギンチャクが植わってました。
カキ いかだの再現。
ここに来る途中、フェリーから見えたアレです。
いかだの下にはカキがぶら下がっています。
カキはさっきのに比べると小さい。
この水槽は深くて、この後、1階でも見ることができます。
手前の丸いものは箱めがね。
水の中を覗くことができます。
次がカブトガニ。
これは標本です。
裏側。
エイリアンです。
その奥には大きな水槽があって、生体がたくさんいて、壁に向かって立ち上がる珍しい姿を見ることができました。
足が異様にわしゃわしゃしていて、さすがは甲殻類。
あちこちで2匹連なっている姿が。
パッと見、1匹の生き物です。
ハリセンボンも混泳してます。
細い魚はシロギス。
木の上のオタマジャクシ。
というかカエル。
オタマジャクシはこの泡の中で育つのでどちらにしても見えません。
カメたくさん。
ニホンイシガメだと思います。
淡水の魚たち。
黒い線があるのはたぶんムギツク。
よく知らない名称です。
水生物以外にも、自然の生き物がちらほらいます。
カブトムシの幼虫。
久しぶりに見た。
剥き出しになっちゃっててちょいとかわいそう。
アオダイショウ。
4匹いるのかな?
左の方に白い抜け殻も。
ニシキゴイ。
オオサンショウウオ。
小さいけれどギョロっとした目。
他にもアユ、カジカ、ギギ、ゴギなどたくさん魚がいたんですが、この館内での撮影はかなり失敗してて手ブレが特にひどく、全然まともに撮れてませんでした。
次は「いやしの海」。
巨大な水槽があります。
マダラエイ。
壁面に寄ってきた。
人の顔みたい。
ツバメウオ。
ちっちゃいサメ、ツマグロ。
非常にサメサメしているボディ。
イセエビ。
モミジガイ。
アカテガニとクロベンケイガニ。
色の名前がついているので非常にわかりやすいです。
縞々模様の塊はハスエラタテジマウミウシ。
真ん中にいるのはたぶん、コノハミドリガイというウミウシ。
その隣に長い身体、ヨウジウオの仲間のオクヨウジ。
で、全身に綿みたいなものをくっつけたカニ。
モクズショイかな。
一生懸命、チアリーダーのように手を振ってましたよ。
コウイカの仲間、 カミナリイカ。
クラカケトラギス。
名前の由来は、V字の斑紋が馬の鞍を掛けたように入っているからだそうな。
目玉の飛び出てるイソギンポ。
ムラサキハナギンチャク。
キハッソク。
タツノオトシゴ。
サンゴにつかまってゆらゆら。
並んで水草につかまって、ゆらゆら。
1匹、仲間につかまってるのもいますけども。
ギンユゴイ。
ゴンズイの群れ。
ミノカサゴと後ろにヒガンフグ。
毒のある連中が続きます。
「いやしの海」ってコーナーだけど、いいのかしらね。
混泳してるのはメバルかしら。
オニオコゼ。
3月末、写真を撮れるような水槽も設置されてました。
ハートの部分が切り抜かれていて、裏側にまわるとフレームになります。
ひとりで行ってたので撮りませんでしたけどね。
中を泳いでいたのは、クマノミとナンヨウハギ。
あと、赤っぽい魚。エビもいたかな。
そのまま進むとクジラのプールを上から見ることができます。
スナメリが泳いでいます。
1階に降ります。
壁に彫刻が展示されていました。
『空光』。
こちらは『海光』。
海の中からスナメリ??
大鳥居。
海竜みたいなのが。
正直、なんだかよくわかりません。
よくある、地元のアーティストが作ったもの、あたりでしょうかね。
1階に降りると、さっきのクジラのプールが目の前に。
スナメリが泳いでるー。
海の中道より数が多いです。
でも、この水族館があまり大規模ではないので、水槽は特別大きいわけではありません。
もう少し広いとよかったろうなと思います。
そして、相変わらず、くねくねと柔軟性の高い身体。
あとクジラのプールといいますが、スナメリの呼び名自体は白イルカです。
もっとも、クジラとイルカは同じ種類なのですが。
目が合うんです。
身体をひねるから、合いやすいってことかもしれません。
こっちをちらちら見るために調整してるようにも思えます。
仲良し。
隣の水槽には 関東だとあまり見かけないお魚、イカナゴの群れ。
やはり瀬戸内海オシの水族館ですね。
一般的な水族館だとイワシが渦を描いてるところです。
スナメリの骨格標本もありました。
手の指は5本。
実はおなかの下に足もあります。
「海の神秘」というエリアです。
深海、夜行性の魚がいるのでフラッシュ禁止。
撮影条件が厳しくて、もうどうしたものかって状態でした。
縦になって泳いでいるのはタチウオ。
太刀のウオだけど、これだけ見ると立ちのウオです。
鎧みたいな鱗の発光魚、マツカサウオ。
ユメカサゴ。
こうして見ると目が強調されててかわいい。
タカアシガニ。
基本、深海に棲む生き物だってことで深海ふうの水槽に入れている所と、けっこう明るめの所にいる所といろいろありますね。
ウミエラとウミサボテン。
地味です。
その近くにクラゲビュー。
お馴染み、たくさんのミズクラゲです。
ライトが当たるときれいはきれいです。
ビジュアルエフェクト。
長い足のアカクラゲ。
からまっちゃってるような。
もこもこブルージェリーフィッシュ。
「いやしの海」の1階部分。
ウツボがだらーん。
真ん中のはきっとトラウツボ。
巨大水槽は下から見上げられる場所もあります。
ホシエイのシルエット。
覗き窓的なものもたくさんついています。
種類がいっぱいいて、どれがどれだか判別が難しいです。
基本、瀬戸内海の魚のはずです。
この時期、深海生物の企画展をやっていました。
「深海魚ッチ」
《しんかいうぉっち》と読みます。
ダイオウグソクムシより小柄のオオグソクムシ。
サケガシラ。
え、これ、 触っていいの?
「深海タッチ!」だそうです。
温度は0度。半冷凍状態で保存されているそうです……。
せっかくなので触ってみましたが……うーん。
やはり珍しいからか、子供たちには人気だったようですよ。
-20度で保存されているダイオウイカ。確実に冷凍状態。
目の前にどーんと置かれていると、魚屋です。
こちらはタッチ禁止。
まあ、触ったところで……という感じもあります。
イソギンチャクみたいな。
脇のパネルを撮っていなくて、もはや名前がわかりません。
水深600メートルあたり。
ヌタウナギかな。
あとゴカクホシヒトデと、足の長いのがヤマトトックリウミグモ。
これ、なんだろう。
ザラビクニン。
ザラザラしたこんにゃくのような感触があるという説明がありました。
トラザメ。
下を向いて泳ぐサギフエ。
なんとタツノオトシゴの仲間だそうです。
ナヌカザメ。
ハシキンメ。
名前から想像できるとおり、キンメダイの仲間。
ダイオウグソクムシ。
深海では水圧がどれだけすごいのかっていうコラム。
水深1000メートルでは、高さ10数センチある日清カップヌードルが5センチほどまでつぶれて小さくなってしまうという。
むぎゅう。
企画展を後にすると、中型の水槽が並んでいてたくさんの種類が混泳していました。
おそらく瀬戸内の魚ってことではないかと。
セトダイ、タカノハダイ、ミギマキ。
これらは シマシマの魚ですが、この写真だと、どれがどれだか。
あと縞のないキタマクラっていうのもいるみたい。
こちらはわかりやすい。
シマシマのカゴカキダイ。
大きくて長めのイサキ。
それより小さめのニザダイ。
沈んでるドチザメ。
カワハギ、横に縞のあるコトヒキ、マアナゴ……。
マアナゴ、いた。
マダコ。
すごい吸盤。
こんなものでしがみつかれたら、そりゃ取れないよ。
アカエイとカサゴ。
アカエイは尻尾に毒があって危険。
砂浜とかでうっかり踏んづけて刺される事故がよくあるらしい。
縦になったカゴにしがみついているゾウリエビ。
奇妙としかいいようがないオウムガイ。
このあたりから 「生きもののからだと暮らし」ってコーナーだったみたいです。
ネオケラトドゥス・フォルステリ。
オーストラリアの肺魚の仲間です。
キラキラサンゴ礁。
20種類ほどの魚が乱れ泳いでいます。
赤く目立つ魚たち。
サクラダイ、ホウセキキントキ、あと1種類。
バンジョーキャットフィッシュ。
楽器のバンジョーに似ているから命名。
枯れ葉や流木に擬態して獲物を待つと。
リーフフィッシュ。
別名コノハウオ。
ヘコアユとガンガゼ。
スッポンモドキ。
ハナミノカサゴ。
ウツボ。
なんか、ウツボがいっぱいいる水族館です。
ハタタテハゼとアケボノハゼ。
背びれの一部がシャア専用機のようにピーンと立っています。
なお、アケボノハゼは平成の皇后美智子様が命名したそうです。
ピーンと長いひげが生えているスレッドフィンパラダイスフィッシュ。
ひげは実はひれなんだと。
メコン川周辺に住んでいるというので、そういうオブジェの演出が。
ニョロニョロ動くミズダコ。
足がニョバーっと伸びる。
オオイボイソギンチャク。
ここにもタカアシガニ。
ニモだらけ。あとドリィ。
申し訳程度のイソギンチャク……。
本当はカクレクマノミとナンヨウハギって特別に相性がいいわけじゃないみたいですよ。
だからかな、映画でもあんなだったのは……。
チンアナゴのいない水族館はありませんね。
サンゴ礁の再現。
しかし、サンゴって地味な生き物ですよね。
トビハゼ。
テッポウウオ。
時間でパフォーマンスもやってます。
「ふれあいの磯」。
タッチプールにヒトデ。
裸足で入る時間も設けられているらしいです。
もちろん子供限定でしょうけど。
出口の近くは海獣コーナー。
ヨネタローとコマチ。
ビョーン。
アシカかと思ったら……トドらしいです。
水槽が角張ったトンネル型をしていて、 下から覗くこともできます。
足ヒレがよく見える。
ちょうどいい感じの台になってるっぽい。
シュッとした顔。
水中を飛ぶように泳ぐ姿はいつまでも見てられます。
こっちに迫ってくる。
目が合った!
どうやら、食事タイムのあたりなどは、もっと積極的にこちらを見てくるらしいです。
イベントもありましたが、時間的にちょうど狭間だったので見ることはできません。
カリフォルニアアシカとオタリアがいるんですね。
ちょいとプールを覗くと実に平穏でした。
水遊びをやめて、寄り添ってる2匹のラッコ。
もぞもぞ。
寝ちゃった。
フンボルトペンギンたち。
室内でのんびり。
ペンギンファミリー。
フンボルトペンギンって……こんなだったっけ。
ペンギンとの触れ合いタイムもあります。
大人気です。
ペンギンに触る機会なんて、そうそうありませんからね。
しかも無料ですし。
小さい水族館です。
1時間程度しかいられませんでしたが、ひととおり流して見るだけなら充分でした。
さて時刻は12時。
次の場所に向かいます。
続く。